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白狼のクロ 第13話

白狼のクロ 第13話 『スリラッカの宝舟』 20120424修正20120425修正20120427(最終更新20180606)

 

 

 ラヴィが手配してくれた航空便は、カンクロウが想像していたものとは違い、いわゆるヘリコプターに近い形状の乗り物に乗って、今回の依頼であるスリラッカという海沿いの国へ向かっていた。時間にしておよそ三時間くらいだろうか。一度も燃料供給をせず、よく飛べるものだなとカンクロウはそんなことを考えながら、地上へ降りる。
 舞い上がる葉も花びらも砂も、すべてが魅力的な海沿いの国、スリラッカはクウェイト・エラという首都。日本にいたころも、友人知人がよく話題にしていた、観光スポット豊富な先進国だ。最新機器が販売される大きなビルやブランドものばかりを取り扱った高層ビルなど、日本の東京の町と似た雰囲気はあるが、街路樹は南国に生えるような樹ばかりで、そこだけを見れば沖縄のようにも思わせる。往来する人々の肌の色、目の色、髪の色、服装、飛び交う言語、音、におい、景色すべてが多種多様で新鮮だった。

 街の中心街まで鉄道で赴いた二人と一匹。カンクロウは、自身が持つ手帳に記した文字を確認して、リンへと告げる。

 

「『海遊廷』という店にて待ち合わせらしい。依頼主との通訳は俺に任せてくれ」
「おう。頼んだぞ。助手よ」

 

 白い狼を連れたって歩くは依頼達成率約十割を誇る、飛頼師の中でも優秀なクロキ・リンその人だ。出で立ちはいつもと変わらず、白い狼も特になにも動ぜず、ただカンクロウだけは、この国の空気や人の多さに、わくわくとした高揚感を覚えていた。ルナティックシティより湿度が低いためか、日差しは暑くても日陰にはいるとすっと涼しさを感じた。『海遊廷』という店にて今回の依頼主は待っているといっていたが、その店はどこなのだろうか。さすがに首都、様々な店が連なる商店などもあり、カンクロウはとりあえず、地元の者に訊ねてみることとした。

 

「ああ。それなら、あの通りの角にある店さ」
「一目みりゃわかるだろうが、案内してやろうか」

 

 『海遊廷』は有名なお店らしく、場所のことは地元民みなが知っているようだった。案内さえしてもらい、その人にお礼のチップを支払うと、カンクロウとリンとクロはその店の前で立ち止まる。
 例えるならば、水族館のような外観だ。テーマパークの一つのように、青基調の壁には麗しい魚介類の絵が描かれてあり、入口付近には貝殻などの飾りも置いてある。クロも同伴して入って良いものかカンクロウが思案するより早く、リンは入店してしまう。

 驚いたカンクロウが彼女を追って入店すると、カンクロウは視界が真っ青になる事態に陥った。実際には青い色の照明が店内を照らしていただけだったが、ウェイトレスと思しき女性は皆、まるで人魚を思わせる衣装であり、胸元には貝殻の水着、下腹部にはうろこを思わせる模様の布をまとっていて、カンクロウは目のやり場に困った。

 

「へい、助手。今回の依頼主の顔は?」
「ああ、知ってる。道化師の帽子をかぶった人だよ」

 

 リンから訊ねられてカンクロウが返事をすると、彼女は「なるほど」と一言言い、そのまま、ずんずん奥へと進んでいく。白い狼が一緒に歩いていくが、驚いたことに居合わせる客人らはその狼に全く無関心で、というより、こうして見ていると、どうやら食事に夢中のようで、悲鳴の一つもあがらなかった。
 リンの後を追って店の最奥へ向かうと一人の男性が座っていた。カンクロウはその顔を見てあっと声を出す。依頼主その人である。ピエロを思わせる化粧を施し、道化師の帽子に、格好もまさしく道化師。この人、名をテンテンという。依頼書に記載されてあった名を思い出し、カンクロウはリンの隣まで来て、それから世界共通語を用いて挨拶をする。

 

「初めまして。あなたが今回、飛頼師へ依頼をされたテンテンさんですか?」
「オオ! ようやくおでましになりましたね! いかにも、わたしが依頼主でアル。さぁさ、お座りくだされ。さぁさ。さぁさ」

 

 テンテンという依頼主はとても速く喋る方だった。

 今回の依頼は国の歴史に関わるような重要な依頼であり、同時に他国との占有海域にも関わるようなものであると。そして、今回はその依頼を最上位のランクとして、報奨額も桁違いまでに出されるものだと。前金として差し出されたその紙幣の束の厚さは、カンクロウに眩暈を覚えさせる。リンはそれを見ても特に動きはなく、ただ依頼主のテンテンを見ていた。ルナティックシティ内でのみ通用する言語を使い、このようにいう。

 

「状況は把握した。だが、なぜわざわざ陸専のわたしなぞに依頼を? 今回はわたしの出番はないぞ。水練師に託すことになる。一国の国役人のくせに、そんなことも知らんとは。恥を知れ、恥を」

 

 なんて楽しそうに喋るのだろう。こんなにも愉快そうなリンは久々だった。しかし言っていることはひどい事ばかり。これを訳すのは少し躊躇われたが、言葉をだいぶ穏やかにしてテンテンに伝えることにする。
 テンテンは、自身の学の低さを素直に認められた。それから、リンに敬意払うように深く一礼した。

 

「どのような手段となっても、構わないアル。どうか、スリラッカの国歴史を証明していただきたいんです。お受けしていただけますか?」

 

 リンを見遣る。彼女は歯を見せてそれから大きく頷いてくれた。依頼交渉、成立だ。

 リンが言っていた『水練師』とは一体なんなのか。それはすぐに知ることとなった。
 彼女はスリラッカに在住するという知人に招集をかける。今回の目的地は、海なのか、巨大な湖なのか。よくわからない場所だった――首都クウェイト・エラから北方、四輪駆動車で約二時間走った先、ここは、海水流れ込む湖であり、水深はかなりあるようだ。そこを潜って、宝舟「センレック」の有無を確認すること。それが今回の依頼内容だ。テンテンはその湖までは案内してくれたが、後は任せましたと告げると、さっさと自分の持ち場へと戻ってしまう。残されたカンクロウは、リンに訊ねる。

 

「『水練師』ってなんだ?」
「おや。ここにもあまり学のない奴がいたか。まあそう苛立つな。いつもと立場が逆転しているじゃないか。冷静になれ――」

 

 毎回毎回、一言多い魔導士族のこの女性に、そう毎度苛ついていてはキリがない。恐らく以前からカンクロウに逆論破されている腹いせかもしれないが、リンはここぞとばかりにカンクロウを大いにからかい、それから真面目に、説明してくれた。

 

「――そうだな。彼らが来るまでの間に、簡単に説明しておこう。『水練師』は、水のエキスパートだ。水中なら海でも池でも、どこへなりと、どんなに深くとも潜っていける、そんなスーパーマンだ。彼らはしかし、得意な分野があってね。淡水を専門とする奴と、海水を専門とする奴。違いは詳しくは知らない。あまり語られていないし、実際のところ本人たちも分かっていない。ただ、その水質の違いにより、潜っていける距離が変わってくる。そして、そんな中でもごくまれに、淡水でも海水でも深く潜れる超人がいる。それが、今回わたしの代役を努めてくれる。彼らは信頼のおける奴らだが、やはり、依頼を受けた本人であるわたし自身の目でも確認するべきだろう。それに君も、好奇心には敵うまい? だから、そちらの手配もしてある」

 

 どこか楽しそうに語らったリンが、自分たちが乗ってきた四輪駆動車の荷台を指さした。ウェアに水かきに酸素ボンベと、豪華な素潜り道具が一式用意されていた。これは事前にラヴィが用意していてくれたものらしい。そんなこと、カンクロウには一言も言われていなかったが、リンにのみ把握させておけば後は説明してくれるだろうと判断したものと思われる。助手といってもまだ場数を踏んでいない新人だ。ここで文句の一つでも垂れたらきっと、リンにまた小馬鹿にされるだけ。それに、子どもでもあるまいし、いちいちそんな細かいことを突っ込むほど、カンクロウは愚かではなかった。
 しばらくして、一台の四輪駆動車がやってきた。彼らはカンクロウたちのすぐそばまできて、その姿をさらしてくれた。競泳水着の上にはパーカーを羽織っている、若い男性が二人。それぞれがリンと知り合いらしい。

 

「やあ、久しいな。『水算』のビル、『湖籠』のルラド」
「元気そうじゃないか、『名重』。そちらの方は? まさかトーチェ(恋人)?」
「そんなわけがあるか。へいカンクロウ、自己紹介してやってくれ。世界共通語でもどっちでもいいぞ」

 

 また、”トーチェ”が出た。苦笑しながらも、カンクロウがローレリア(日本)出身であることを言うと、彼らは嬉しそうに握手を求めてきた。快く受け入れられて、こちらとしても気分が良かった。
 それから話は進められる。彼ら二人はリンが言っていた『水練師』だそうだ。それもとびきりに優秀な、淡水でも海水でもいけるクチの。彼らもまた魔導士族だそうだが、今はこれを生業にしているらしい。


 着替えを済ませ、カンクロウら四人は早速湖へ飛び込んだ。今回ばかりはクロはお留守番であるが、とうのクロは興味なさそうにごろりと横になっていた。水中はとても澄んでいて、けれどそのせいで、一種、恐怖を感じさせた。何か大きな生物がきて、食われてしまうような、そんな妄想の恐怖。美しい色の魚さえ泳ぎ、先ほど立ち入った『海遊廷』のウェイトレスのような人魚が出てきてもおかしくないくらい、美しい世界だった。ビルとルラドが先導し、リンとカンクロウは後に続いて潜っていく。太陽の光届かぬ先は、真っ暗闇。この闇もまた、恐ろしさを引き立たせるようだった。
 徐々に水深が深くなっていくごとに、水が冷たさを増していく。そしてカンクロウは、生身一つでこの水中をずんずんと潜っていく『水練師』二人に、畏怖の念を抱いた。彼らは生まれつき、首筋にエラのような器官を持っていて、水中であっても呼吸が可能なのだそうだ。魔導士族の新たな一面を垣間見た気がした。

 そしてそれは突然に現れた。古い豪華客船、のような、船。びっしりと船体には何か生き物が絡みついて、薄暗い中、先導していた『水練師』たちがそれに光を照らすと、それはまさに沈没した船だった。何が潜んでいるとも分からないのに彼らは勇敢にも臆せずと船内へ進入していく。リンも後を追う。カンクロウもまた、一人きりにさせられるのがいやだったので、後に続いた。
 魚、貝類、珍獣類がすっかり居着いてしまっている船内は、非常に静かであった。たまに酸素ボンベから音が出るくらいで、それ以外の音はどこかになくしてしまったように、全くの静寂があった。古く、固くなった扉を開けるのは難しいようで、しかし『水練師』の二人は慣れた手つきでそれを押し開く。客室だろうか。個人のものを思わせる物体がいくつも床や机に乗っていて、そのなかに手帳を見つけた。旅行記だろうか。文字はほとんど滲んでしまっていて読めないが、紛れも無く何かが記された手帳だ。それを『水練師』たちは籠の中へ入れると、室内をきょろきょろと見回す。それから別の部屋へ、また別の部屋へを数回繰り返していくと、人骨が折り重なった場所にたどり着く。どきりとするカンクロウをよそに、リンやビルたちはさらに先へ先へと進んでいく。空気が存在する箇所へと出た。価値のありそうな絵画や彫刻などが転がっている。
 ビルが何かを発見し、それを光に照らした。一つの彫刻だ。イメージ的にはトロフィーのようだ。それには見慣れない文字にて何かが刻み込まれていて、ビルはそれを籠へと入れる。ついでに、その周辺に転がっているなんらかの物体も入れていた。

 浮上するときは、潜るときよりもゆっくりとした速度にて上昇していった。一息にあがってしまうと、水圧の変化で身体に支障をきたすためだ。カンクロウでもそれくらいはちゃんと知っていた。

 

「さあ、戦利品を分けよう。リン、依頼のブツはこれでいいよね」

 

 ビルが先ほどのトロフィーのようなものをリンへ手渡してくる。それと、リンは戦利品の中でも特に古いような彫刻と、すっかり滲んで読めない封筒も所望した。ビルは素直にそれを差し出してくれた。カンクロウを解せず、訊ねる。

 

「その戦利品が、この国の証明?」
「ああ。読めんものだろうが、これで十分、証明になるはず。さて、ルラドとビルにも依頼達成金を分けなければ。振込か、手渡しか、どちらがいい?」
「手渡しでいいさ。また『海遊廷』に戻るの?」
「そういう手はずになっている」

 

 ビルたちも連れて先ほどの店へ戻ると、すでにテンテンがいた。彼は待ちわびていたように手をすり合わせながら、リンからトロフィー他の戦利品を受け取った。

 

「まさしく! これこそが、我が国の証明でアル! ありがたい! 素晴らしい!」

 

 テンテンはリンの手をぎゅっと握り、それから後ろにいたビルやルラド、カンクロウにも深く辞儀をする。報奨金は、なんと前金の倍以上であった。それらをその場にて、ビルとルラドに半分引き渡すと、リンとカンクロウはテンテン、それにビル、ルラドと別れた。受け取った金はすべて今ジュラルミンケースに収め、カンクロウもリンとともに再び航空場へ向かう。
 いつもよりも速い足取りになるのは、当然かもしれない。なにせ、このケースの中には大金が詰め込まれているのだ。これをラヴィたちのいるあの酒場へ届けるまでが依頼である。
 不意に、視界に子どもが入ってきた。まだ十代前半くらいの男の子と、幼い女の子。兄妹だろうか。彼らは白い狼を伴うリンの前に立ちはだかり、その進行を妨害してきた。

 

「あんた、飛頼師だろ」

 

 不躾にも開口一番にそう言ってきたのは男の子のほうだ。彼の果敢な態度にか、リンはにやりと笑い、「いかにも」と返事をする。人の往来が激しいところだが、他の人々は皆遠目から観察するだけで、異様な空間が少年とリンの間に漂っている。
 少年は言う。

 

「おれたちの両親を探して欲しい。……金はないけど、依頼を受けて欲しいんだ」

 

 暗い面持ちでそういう少年に、リンは笑みを深くする。金がないのに、リンがこんな依頼を受けるはずがない。カンクロウは少年らと目線を合わせるようにしゃがみ、世界共通語にて先んじて彼らに弁明をする。

 

「悪いが、この飛頼師は金がないと依頼を受けてくれない。他の飛頼師に頼んでくれないか?」
「だめだ! おれたちにはもう、時間が……」

 

 少年が泣き出しそうな顔をして、縋るようにカンクロウの着衣を掴んだ。傍にいた妹らしき女の子は、先ほどから一度も笑いも泣きもせず、ただ無表情のまま、兄の姿を見ている。ワケありの様子だが、カンクロウはルナティックシティの言葉には訳さなかった。リンが笑っている理由が分からないし、この兄妹の抱える問題にも、正直あまり触れたくなかった。両親を探して欲しいとはつまり、そういうことなのだろう。理由がどうあれ、リンが引き受けるわけがないのだ。その否定の言葉を彼女から聴きたくなかったのだった。
 と、リンがカンクロウの肩をポンと叩く。

 

「両親探し、引き受けてもいいぞ」

 

 彼女の言葉に驚いたのは他でもなくカンクロウだった。世界共通語が完璧でない彼女のことだから、両親探しの部分しか聴いていなかったのかもしれない。金がないことを伝えようと口を開いたが、その口に押し込むようにリンは言葉を紡ぐ。

 

「依頼料は両親が見つかったときに、両親から貰い受ければいい。見つからなければ、そのときは依頼不達成ということで金は受け取らない。それで良いんだろう?」

 

 カンクロウはますます驚くばかりだ。金がないことを承知の上で、依頼を受けるとは。……いや、そういえば彼女は昔にも、一人の薄幸な少女の依頼を受けたことがあったな。意外にも彼女は、子ども相手には優しいのかもしれない。
 少年の名はステイア、妹の名はイーオというそうだ。両親は彼らの故郷、マウンドクオールに居たのだが、数ヶ月前から連絡が取れなくなったらしい。親戚の家があるここスリラッカにてこの兄妹はあずけられていたが、親戚連中には内緒で今日はじめてこの町の中へ出てきたのだとか。彼らは、そのマウンドクオールでは一般的な錬金術師とその見習いらしい。両親の特徴は写真で見せられ、その写真の中でだけは、妹のイーオは笑っていた。

 少年は写真に視線を落としながら、少し疲れた様子で語った。

 

「父さんも母さんも、すごく優しかった。親戚のおじさんたちも、いい人だったけど……イーオは感情をなくしてしまった。おれの錬金術でも、治せない。手掛かりも何もないけど、探してほしいんだ」

 

 ステイアが妹の頭を撫でる。気のせいでなければ、イーオは少し穏やかな顔をした気がした。けれどそれも少しだけで、またすぐに無表情に戻る。……どうしてだろうか。この子たちを放ってはおけない気がした。

 

「じゃ。これから人捜しといこうか。その金は銀行に振り込もう。カンクロウ、使いを頼むぞ。わたしは馬車の手配をしてくる」

 

 そこで一度リンと別れ、カンクロウは一人……いや、三人で銀行へ向かっていた。ステイアとイーオは、ただ無言でカンクロウの後をついてきてくれる。カンクロウには妹も弟も居なかったが(ただし兄が一人居た)、こうしていると、弟妹が出来たみたいに思えて、少しだけ嬉しさを覚える。
 金を全額、銀行へ振込を終えるとカンクロウは二人を伴って馬車屋へと向かう。その途中でステイアは話してくれた。

 

「イーオは、もっと感情表現豊かな子だったのに。今はもう、表情がなくなっちゃったんだ。きっと、父さんたちにあえば、元に戻ると信じてる。おれも、錬金術師として一人前になれたから、治せると思ってたんだ、けれどな。まだまだだ。妹の心一つ、錬成できないんだもの」

 

 沈むステイアを見かねて、カンクロウは思いがけず、彼の頭を撫でていた。見たところ、まだ十代前半の子どもなのに。妹のために一所懸命で、背伸びして大人のような表情を見せる。哀れな、そんな子どもだ。カンクロウは二人に、

 

「必ず見つける。約束だ」

 

 と、彼らと約束をした。
 馬車屋ではすでにリンがクロとともに待っていて、マウンドクオールへの先導士もまた待機していた。

 

「そんな景気の悪い顔をしていると、会える出会いもなくなるぞ。明るく笑ってみせてごらん、出来るだろう、お兄ちゃん?」

 

 リンが冗談めかしていうが、ステイアは笑わなかった。眉間にシワを寄せて、不愉快そうにリンを睨む。世界共通語にてステイアに通訳するも、彼は笑ってはくれなかった。ただ、「よろしくお願いします」とだけ言った。

 

 

修正20120430
修正20120501

 

 

第14話

 

 

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